端末の中に置く
本をフォルダごと端末にコピーし、設定 > 接続先 からそのフォルダを追加します。1つの書庫ファイル(zip / cbz)、 1つの EPUB、1つの PDF、そして「画像が入った1つのフォルダ」が、それぞれ1冊として扱われます。
KuroViewer guide
KuroViewer は、あなたが置いた本を読むためだけのアプリです。覚えることはほとんどありません — 本を置いて、開いて、めくるだけです。このページは、その先で迷いやすいところを順に説明します。
KuroViewer は本を配りません。読めるのは、あなたが用意した本だけです。まず本の置き場所(接続先)を教えます。
本をフォルダごと端末にコピーし、設定 > 接続先 からそのフォルダを追加します。1つの書庫ファイル(zip / cbz)、 1つの EPUB、1つの PDF、そして「画像が入った1つのフォルダ」が、それぞれ1冊として扱われます。
Dropbox から順に対応します。接続すると、どんな本があるかだけを端末に写し、一覧はそれで出します。 本の中身は、開くときと先読みのときにだけ取りに行きます。
「接続」と「ログイン」は別のものです
クラウドや NAS に繋ぐことを「接続」と呼びます。あなたの保管庫をアプリに見せる操作で、資格情報は端末の外に出ません。 一方の「ログイン」は KuroViewer のアカウントのことで、複数の端末で続きから読むためだけのものです(第10章)。 どちらか一方だけでも構いません。
フォルダの並びは自然順です。「2巻」は「10巻」より前に来ます。ファイル名の数字が数として比べられるので、 前ゼロ(01巻)でも全角(10巻)でも同じように並びます。
下に4つのタブがあります。増えません。大きな画面では、下ではなく左の縦帯に変わります。
最近増えた本が並びます。読み終えた本は淡く表示されます。
挟んだしおりと、お気に入りに入れた本や棚が並びます。しおりは、そのページの小さな画像(文字の本なら本文の抜粋)付きで出ます。
フォルダをたどって本を探します。実体はファイラに近い画面です。通信はしません。
接続先、表示の既定値、保存容量、アカウントを置いています。ふだん開く必要はありません。
表紙には、どこまで読んだかを表す帯が出ます。本を開かなくても進み具合が判ります。 しおりを挟んだ位置も同じ帯の上に印が付き、綴じ方向に合わせて左右が入れ替わります。
画像の本では、文字は絵の一部です。ですから拡大が「文字を大きくする」唯一の方法になります。 KuroViewer では、拡大はどの画面でも常に効きます。効かなくなる場面も、切るための設定もありません。
| 操作 | 起きること |
|---|---|
| 読み進み側の 1/3 をタップ | 次のページへ進みます。 |
| 中央の 1/3 をタップ | 上下のバー(タイトル・シークバー)を出し入れします。数秒で自動的に隠れます。 |
| 反対側の 1/3 をタップ | 前のページへ戻ります。 |
| スワイプ / フリック | ページを送ります。縦スクロール表示では慣性が付きます。 |
| ピンチイン / ピンチアウト | 拡大・縮小します(等倍〜8倍)。どの表示モードでも常に使えます。 |
| 拡大中にドラッグ | 見る場所を動かします。 |
| ダブルタップ | 画面に合わせた大きさと等倍を切り替えます。タップした場所が中心になります。 |
| 拡大したまま端でスワイプ | 倍率を保ったまま次(前)のページへ移ります。拡大のやり直しは要りません。 |
| ページを長押し | そのページの表示調整メニューを出します。 |
| 最終ページの先へ送る | 次の巻へ移ります。確認バーが出て、数秒で自動的に進みます。 |
| 音量キー(Android) | ページを送ります。設定で有効にしてください。 |
画面を3つに割ったタップの左右は、綴じ方向に従って入れ替わります。右開きの本なら、右をタップすると次に進みます。 拡大の操作を始めると、上下のバーは自動的に引っ込みます。
変えた表示モードは、その巻に覚えられます。一度自分で選んだ本は、次に開いても自動判定に戻りません。
右開き(日本の書籍やマンガ)と左開き(洋書)を切り替えます。既定は右開きです。 切り替えると、タップの左右・スワイプの向き・見開きの並び順・見開きスキャンを割る順序が同時に反転します。 自動判定は EPUB の指定、ファイル名やパスに日本語が含まれるか、の順で行いますが、一度あなたが直せば以後は判定しません。
紙の本をスキャンしたものは、2ページ分が1枚の横長画像になっていることがあります。 単ページ表示のときは、これを中央で割って綴じ方向の順に出します。表紙は割りません(表紙はもともと横長のことがあるため)。 見開き表示のときは割らず、そのまま1画面に広げます。設定で切ることもできます。
ビューアの中から明るさ・コントラスト・ガンマをその場で調整できます。暗いところで読むための減光も別に用意しています。 外周の余白を自動で切り落とす機能もありますが、既定では切ってあります。
小説などの EPUB は、画像の本とは別の読み方になります。文字を画面に合わせて流し込むので、 ページ数は画面の大きさと文字の大きさで変わります。「45ページ目」という言い方が意味を持たないのはこのためです。
ルビ(ふりがな)、縦中横(「12年」の数字が正立するもの)、行頭に句読点を置かない禁則に対応します。 括弧やダッシュも縦書き用の形になります。
文字サイズを変えたり画面を回したりすると、ページの割れ方は変わります。それでも、 読んでいた場所は画面の中に残ります。ページ番号ではなく本文中の位置を覚えているためです。
文字の本では拡大(ピンチ)はありません。文字サイズの設定がその代わりになります。 文字設定は本ごとではなく全体の設定で、どの本にも同じように効きます。
本文内の検索
開いている本の中から語を探す機能は、初版の作業に含めています。 すべての本をまたいで探す全文検索は、いまのところ予定していません。
似ているようで役割の違う3つがあります。混ざりやすいので分けて覚えてください。
自動で記録される「続き」です。1冊に1つで、めくるたびに上書きされます。操作は要りません。 アプリが落ちても残ります。次に開くと前回の位置から始まり、「最初から読む」も1タップで選べます。
あなたが自分で挟む位置です。1冊に何個でも挟め、外すまで残ります。 ビューアのしおりボタンか、ページの長押しで挟みます。同じ操作でもう一度押すと外れます。
本や棚そのものに付ける印で、場所は持ちません。しおりが「本の中の場所」なのに対して、 お気に入りは「その本(棚)自体」への印です。
アプリは、ページの中であなたの目がどこにあるかを知りません。ですから「そのページを代表する1点」に挟みます。 単ページなら表示中のページ、見開きなら読み始め側のページ、縦スクロールなら画面の中央を占めるページ、 文字の本なら表示中のページの真ん中あたりの文字です。紙の本で、行を指さずにページの真ん中へ栞を差し込むのと同じです。
最終ページの先へ送ると、次の巻へ移ります。確認のバーが出て、数秒で自動的に進みます(設定で、確認なしの連続送りにもできます)。 次の巻は先読みで用意が済んでいるので、待ち時間はありません。最後まで読んだ本には既読の印が付き、新着の一覧では淡く表示されます。
見開きにするかどうかは、機種の名前ではなく、そのときの画面とページの縦横比から決めます。 ページを2枚並べても各ページが縮まないときだけ、見開きになります。 結果として、21:9 の縦長スマホを縦に持てば単ページ、横に倒せば見開き、といった切り替わりが自然に起きます。
1枚の絵が折り目を跨ぐことはありません。開いた状態の見開きでは折り目を境に左右へ1ページずつ置き、 折り目の幅は余白にします。単ページなら折り目を避けた片側に寄せます。
単ページから見開きに変わるときは、今のページを含む見開きになります。見開きから単ページに変わるときは、 まだ読んでいない側が残ります。拡大していた場合は画面に合わせた大きさに戻ります(拡大位置を持ち越すと迷子になるため)。
クラウドに繋ぐと、読んだ本が端末に貯まります。貯まり方には2種類あり、違いは「勝手に消えるかどうか」だけです。
読んだ流れで自動的に貯まります。上限に達すると、最後に使ったのが最も古いものから順に消えます。 消えても、また読むときに取り直すだけです。
あなたが巻や棚を選んで、先に落としておくものです。自動では消えません。 移動中・機内・地下など、確実に読みたい本に使います。
上限は端末の空き容量に対する割合で決めます。容量に余裕があるときは、読みそうな巻を先に落としておくこともあります。 そうして落としたものは「読まれるかどうか判らないもの」なので、容量が足りなくなれば最初に消えます。 設定の画面では、何にどれだけ使っているかを内訳で確認でき、まとめて空けることもできます。
題名・作者・あらすじは、巻ごとではなく作品ごとに1つ持ちます。ふつうは全巻が入っているフォルダが作品の単位です。
取得した情報は、そのフォルダの中に .folder_info_data_for_kuroviewer.ini
という小さなファイルとして保存します。これが、KuroViewer があなたの保管庫に書き込む唯一のファイルです。
同じ保管庫を別の端末から見れば、そのファイルがあるので同じ情報が出ます。 サーバーを経由しないので、あなたが何を読んでいるかがどこかに送られることはありません。 また、他のアプリのファイルを誤って上書きしないよう、先頭の識別行を確かめてから書き込みます。
アカウントは要りません。作らなくても全部の機能が使えます。作ると増えるのは1つだけ — 読書位置・しおり・お気に入りが、端末をまたいで引き継げるようになります。機種変更でも失われません。
同期するのは、あなたが作った小さな状態だけです。本文も画像もサーバーには置きません。 運ぶものは端末側で暗号化するので、こちらから中身は読めません。同期に料金はかかりません。
読書位置が合わないとき
端末どうしの突き合わせは、本の置き場所と、その中でのファイルの位置で行います。 同じ本でも、片方の端末では Dropbox、もう片方では NAS から見ている場合は、別の本として扱われて同期されません。
DRM で保護された EPUB / PDF は開けません。保護を外す機能は持たないため、これは今後も変わりません。 rar / 7z のような未対応の書庫形式も同じ表示になります。対応の予定は「使い方」冒頭の印と、トップページの対応形式の表をご覧ください。
古い書庫ファイルは、中のファイル名が今と違う文字コードで入っていることがあります。 本ごとに文字コードを指定し直せます。指定するとページの並びも作り直され、しおりの位置も付け替えられます。
綴じ方向が自動判定で外れています。ビューアの設定から右開き / 左開きを切り替えてください。 一度直せば、その本では以後の自動判定を行いません。
KuroViewer から本を消したり名前を変えたりはできません。読み取り専用にしてあるので、誤操作で原本を壊す経路がありません。 整理は、ファイルを置いてある側(端末のファイルアプリ、クラウドの画面、NAS)で行ってください。
置き場所から本が無くなると、一覧からも消えます。ただし、しおりと読書位置はすぐには捨てません。 本を元の場所に戻せば、しおりもそのまま戻ります。
解決しない場合は、サポートからご連絡ください。
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